2023年1月のCMSシェアについて

目次

こんにちは、とらりんです。
さてさて、今回は昨年の1月にご紹介したCMS (Content Management System)の利用状況の2023年1月版。
Q-Successから発表された2023年1月のWebサイト向けCMSシェア状況をご紹介したいと思います。
わずか1年ですが利用状況に変動はあったのでしょうか?

2023年1月のCMSシェア状況

Q-Successが発表した2023年1月のCMSシェア状況の詳細はこちらです。
2023年1月のCMSシェア状況ページ
※使用率が1%を超えるコンテンツ管理システムのみを示しています。

シェア率が分かりやすいように1位から10位までを円グラフにしてみました。
CMSを使用していないサイトは32.3%、CMS利用サイトの中ではWordPressが43.1%と圧倒的です。

2022年と比べて上位に変化はほぼありませんが、Adobe Systemsが2022年1月、Google Systemsが2022年2月から登場しています。
Adobe SystemsはECプラットフォームとして人気だったMagento(マジェント)を買収しADOBE COMMERCEとして展開しています。
Google Systemsが2022年2月から登場した理由は調べても残念ながらはっきりしませんでした、申し訳ない。
GoogleのCMSサービスとして「Googleサイト」があり、2008年から提供しています。

Q-Successについては前回説明していますので未読の方はそちらをご覧ください。
Q-Successについて

CMSとは

そもそもCMSとはいったい何?改めておさらいしておこうと思います。

CMSとはContent Management Systemの頭文字をとった略。コンテンツ管理システムやコンテンツマネジメントシステムとも呼ばれる。Webサイト作成の際に必要な文字、画像、デザイン等のコンテンツ内容や情報をWeb上で行うためのシステムのこと。

Webサイト制作にはhtmlやCSSなどの専門的な知識が必要ですが、このような知識が無くてもCMS(専用のアプリケーション)を利用することでサイト構築が可能となります。

ランキング上位のCMSについて

ランキング上位のCMSについて簡単にみていきましょう。
昨年と変わらないものについては2022年のページでご確認ください。

1位 WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)
WordPress(ワードプレス)

WordPress (ワードプレス) は、ブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースのソフトウェアです。
WordPress は無料であると同時に、はじめての方でも、開発者の方でも、誰でも高機能なサイトやブログ、アプリを作ることができる価値のあるものです。

今やCMSの雄、泣く子も黙るワードプレス。
ブログから大規模なサイトまで幅広く利用でき、自由度の高いカスタマイズ、高度なセキュリティ、数多くのプラグインなど利用者が多いのも納得のCMSです。
利用者が多いとそれだけコミュニティも多くあり、知りたい情報が得られやすいこともメリットです。

2位 Shopify(ショッピファイ)

Shopify(ショッピファイ)
Shopify(ショッピファイ)

グローバルコマースプラットフォームの決定版
オンライン、オフライン、その他あらゆる場所での販売をShopifyで実現しましょう。

ネットショップ構築のCMS、ECプラットフォームといえば、のショッピファイ。
自由度の高いカスタマイズができたり、低コストなどの特徴があり世界中で人気です。

ShopifyはECサイト構築のサービスです。
しかしながらサイト内の各種ブロック・ページを自由に更新できるCMS機能が充実していることもあり、CMSランキングの上位に入ってます。
ただのECサイト構築サービスにとどまらず幅広く活用できるのもShopifyの魅力です。

3位 Wix(ウィックス)

Wix(ウィックス)
Wix(ウィックス)

どんな「作りたい」も叶える本格ホームページ作成ツール
Wix は世界中の人々やビジネスに選ばれているクラウドベースの Web 制作プラットフォームです。

無料でも利用する事ができ、初心者にも優しいのが特徴。
テンプレートも豊富でWebの知識が無くても大丈夫な敷居の低さも人気の一因ではないでしょうか。

4位 Squarespace(スクエアスペース)

Squarespace(スクエアスペース)
Squarespace(スクエアスペース)

Squarespaceは、全く新しい設計思想で作られたニューヨーク発のウェブサイトビルダー。
ドラッグ&ドロップの簡単操作で、コードの知識が無くても美しいウェブサイトをあっという間に作ることが可能です。
細部まで丁寧に作り込まれたSquarespace純正のテンプレートやプラグインがあなたのアイディアを魅力的に演出します。

使い方マニュアルの動画があったりオシャレなテンプレートが利用できたりと初心者でもやりやすい環境。
日本語フォントに対応していたりで、今後は日本でも利用者が増えるかもしれません。
有料ですが専門的なSEO対策に対応しているのも特徴です。

5位 Joomla!(ジュームラ!)

Joomla!(ジュームラ!)
Joomla!(ジュームラ!)

The Flexible Platform Empowering Website Creators(ウェブサイトクリエーターに力を与える柔軟なプラットフォーム)
Joomla! is an award-winning content management system(CMS), which enables you to build web sites and powerful online applications.(Joomla!は受賞歴のあるコンテンツ管理システム(CMS)であり、Webサイトや強力なオンラインアプリケーションを構築できます。)

by Google翻訳

日本では知名度が低いJoomla!ですが、海外では人気で受賞歴もあるようです。
日本語での情報サイトもありますが、やはり利用者が少ないので情報量の少なさが気になるところです。

6位 Drupal(ドルーパル)

Drupal(ドルーパル)
Drupal(ドルーパル)

With robust content management tools, sophisticated APIs for multichannel publishing, and a track record of continuous innovation—Drupal is the best digital experience platform(DXP) on the web, proudly open source.(堅牢なコンテンツ管理ツール、マルチチャネルパブリッシング用の洗練されたAPI、継続的なイノベーションの実績を備えたDrupalは、Web上で最高のデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)であり、誇らしげにオープンソースです。)

by Google翻訳

2001年から始まり、数々の賞を受賞している海外で人気のCMSです。
セキュリティが強く、多くの大企業や公的機関で使用されています。
標準で多言語対応しているので国際的企業やグローバル展開を考える場合にはとても便利です。
日本語での情報はまだまだですが、今後要注目です。

7位 Adobe Systems

Adobe Experience Manager Sites

Adobe Experience Manager Sitesで、パーソナライゼーションを容易に、短時間で

Adobeでの名称はAdobe Experience Manager Sites。
全く知識のない方向けというよりある程度の知識があるWeb制作者向けといった感じです。
さすがはAdobeといった機能が多く、使いこなせれば頼もしいツールとなるでしょう。

8位 Google Systems

Google Site

Googleが提供しているCMSとしてGoogle Site(グーグルサイト)があります。
(恥ずかしながらこのサービス知りませんでした。)
Googleのアカウントを持っていれば誰でも簡単にホームページを作成することができます。
知識がなくても直感的に操作できるので初心者の方向けです。

9位 Bitrix

Bitrix
Bitrix

調べても今ひとつしっかりした情報を得られなかったCMS。
ロシアで有名なCMSなのかな?という感じですがこれで合っているのかどうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
日々進化、変化しているWebの世界、CMSも今後ますます利用される場面が増えそうですね。
新しい情報にアンテナを張りつつ各ツール、サービスを利用していきたいと思います。

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