Web解析(ウェブ解析)って何?先ずはざっくり初級編

目次

Web解析(ウェブ解析)・・・昨今よく耳にするワードですよね〜(そんなにしないか・・・)

Web解析に関する資格もありますし、ウェブは解析が命!と誰かが言ったか言わないか、、、

大げさでは無いくらいウェブでは重要です。

文字通り、ウェブを解析する!ということですが、どう解析して、解析することでどうなるの?どうしたいの?

そう、解析するのには理由と目的があります。

今回はこのWeb解析(ウェブ解析)をびっくりするくらい噛み砕いてざーっくりご説明いたします。

Web解析(ウェブ解析)とは?

ウェブ解析」とは、アクセス解析のデータや視聴率調査のデータ等様々なデータを活用して

事業の成果につながる」ためのPDCAを回すことを指します。

出典:
一般社団法人ウェブ解析士協会

上記は、私が取得した「上級ウェブ解析士」の認定試験やウェブ解析に関する講座を実施している

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)のサイトからの引用です。

ようするに、アクセス解析(ウェブサイトに訪れたユーザーの特性・行動を分析する)を中心とした様々なデータをうまく使って事業の成果につなげるための施策をすることです。

ホームページは作成しただけでは成果を最大化できるか誰にもわかりません。

もちろん作成する場合は、最大化できるよう設計し作成するのですが、最初から100%完璧なウェブサイト、もう何の修正・調整・変更もいらない、未来永劫効果を出し続けるウェブサイトを作れるって方・制作会社はおそらく皆無です(いたら教えてください!)

先ずはその時点で最高であろうウェブサイトを作成しますが、ウェブサイトは作成することより、作成した後・公開した後のほうが大事です。

常に世の中のトレンド、IT・ウェブのトレンドは変化します。

その為、アクセス解析を中心としたあらゆるデータを活用し、常にウェブサイトの効果・ユーザーの流れを把握し、PDCAサイクルを回します。

アクセス解析

ウェブサイトの効果を最大化するためには、先ずウェブサイトの現状を知ることが必要です。

ウェブサイトからの効果がどれくらいあるのか?ウェブサイトのどこに問題があるのか?

これは、ウェブサイトの見た目や印象ではわかりません。

ダサい、使いにくいと思うサイト・ページも実際はそこに問題があるかどうかは正確にはわかりません。

(たまにサイトを見せられて、このサイトどこに問題あります?と聞かれることありますが、正確にはわからないです)

どうしたらわかるか?それは数字でわかります。

ウェブサイトにどういう人が訪れ、どういうページに興味を示し、どのくらいお問い合わせ(売上とか)があったか。

また、どのページで離脱(別のサイトへ行っちゃったり)したか?

等々のデータを把握することで、サイトの問題点が見えてきます。

そのウェブサイトの現状を知るための数字を把握するための作業がアクセス解析です。

アクセス解析は主にGoogleAnalyticsなどのツールを駆使することで可能です。

※アクセス解析についてはまた別途詳しく記事で紹介いたします。

PDCAサイクル

アクセス解析をすることで、ウェブサイトの現状を知ることができました。

ただし、現状を知ったままではなにも変わりません。

アクセス解析をしたことで得られたデータを活用し、

・Plan(計画)を練り

・Do(実行)し、

・Check(評価)し、

・Action(改善)します。

この一連の流れをPDCAサイクルといいます。

PDCAサイクルを常に回し続けることで、ウェブサイトの効果を常に最大化できるようにするのです。

※PDCAサイクルについてはまた別途詳しく記事で紹介いたします。

Web解析(ウェブ解析)に役立つツール

ウェブ解析をするのに便利なツール・サービスが多数ありますので、少しだけご紹介いたします。

アクセス解析→GoogleAnalytics


GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)

ご存知世界最大級のIT会社 グーグルのアクセス解析に便利なツールです。

ほとんどの規模のウェブサイトでは無料で利用でき、アクセス解析に関してはこれだけでも十分な機能を備えてます。

競合分析→SimilarWeb


SimilarWeb

アクセス解析は自身のウェブサイト(所有権のあるサイト)の解析しかできませんが、

Similarwebは、なんと自分に所有権の無い他人のサイトのアクセスデータを知ることができます。

要するに競合分析をすることができます。

データがどれだけ正確かは微妙なところではありますが、少なくとも競合サイトの傾向はつかめるので、

ウェブ戦略を立てる際の参考にはできるのでは無いでしょうか。

ヒートマップ分析→User Heat


User Heat

User Heatは、ヒートマップ解析のツールです。

ヒートマップ解析とは、ユーザーのウェブサイトでの行動(熟読した箇所・クリックした箇所・ページを離れた箇所等)をヒートマップで視覚的にわかりやすく確認でき、サイトの改善等の戦略を立てるのにものすごく便利です。

Web解析(ウェブ解析)に関する資格

ウェブ解析に関する資格は、多数あります。

代表的な資格を3つだけご紹介します。

各資格は試験だけでなく資格の取得に向けての講座やソリューションが用意されてますので、

ウェブ解析を勉強したいという方は、資格の取得を通して勉強するのがおススメです。

ウェブ解析士認定講座

成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格です。

43,000名超(2021年10月時点)が受講した、ウェブ解析・マーケティング系の資格では最も有名な資格です。

公式サイト:
一般社団法人ウェブ解析士協会

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleが公式に提供しているGoogle アナリティクスの習熟度を認定する資格です。

Google アナリティクス理解度テストに合格した個人に付与されます。認定ユーザーになることで、社内でも社外の顧客に対しても Google アナリティクスの機能を最大限に活かせるようになります。

公式サイト:
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Webアナリスト検定

日本Web協会(JWA)が実施している、Webサイトのアクセス解析のデータ・市場動向・トレンド等、さまざまなマーケティング情報を分析し、成果につなげるための知識と考え方を学ぶことができる資格です。

5時間/1日で現場のノウハウを伝授し、受講後すぐ使える!というのが特徴で、先ずはさくっとウェブ解析・アクセス解析を学びたいという方にはおススメです。

公式サイト:
Webアナリスト検定

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