1995年に公開された日本人のまつもとゆきひろ氏が開発したオブジェクト指向プログラミング言語。オープンソースのフリーソフトウェアでありコピーや改変、再配布が自由にできる。シンプルな記述で書きやすく読みやすいプログラムを目指している。
すべてがオブジェクトであるという考えの本格的なオブジェクト指向言語で、プログラムのモジュール化や再利用に適しており全てにメソッドやインスタンス変数を与えることができる。
機能としてはクラス定義、マルチスレッド、イテレータ、クロージャ、ガベージコレクション、Mixin、例外処理などが豊富に揃っている。他プログラミング言語に比べ強いのは正規表現である。
公式な実装としてMRI、YARVの二種類がある。
Webアプリケーションの分野でよく使われており、Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)は開発の手間やコストを最小限にできるフレームワークとして人気があり広く普及している。
日本で開発されたプログラミング言語として初めて2010年に国際規格に認証されている。