Webサイト全体の中で各ページの位置をトップページからの階層構造として一覧で示したもの。主にトップページ以外の下層ページに設置され上位ページへはリンクを伴う。パンくずナビ、トピックパス、フットパスとも呼ばれる。特に大規模なサイトではユーザーが迷わないように手助けとなる。
大規模なサイトではいくつにも別れたカテゴリーが存在し、現在のページがどこに属しているのかを分かりやすく伝える手段としてパンくずリストは重要である。小規模なサイトでは設置されない場合もある。またSEO対策として設置する側面もある。
設置位置はページ上部のページタイトルの下など目立つ場所が多い。縦に長いページなどではページの上部に加えページ下部に設置する場合もある。
各項目（カテゴリ）の区切りとして多くは「＞（大なり）」や「▶（三角形）」など右向きの記号が使われる。またトップページ部分にはテキスト以外に家のアイコンが使われたりもする。
パンくずリストという名前は童話「ヘンゼルとグレーテル」で主人公が帰り道を見失わないよう森の中でパンくずを置きながら進んだというエピソードから来ている。
パンくずリストはあくまで垂直方向のナビゲーションであり、同じ階層に属する水平方向のナビゲーションを表示することはできない。
