Cascading Style Sheets(カスケーディング スタイル シート)の頭文字をとったもの。Webページでの配置や装飾等のスタイルを決める言語。HTMLと組み合わせて利用することがほとんどである。ファイルの拡張子は.css。
HTMLタグが親子関係の場合、親要素に設定したスタイルが子要素にも引き継がれる。この仕様を上から下に流れる滝のようだと捉え、日本語で滝の意味であるcascade(カスケード)という名前がつけられるに至った。
ページの文章構造はHTML、見た目はCSSと分けることで修正、改修がやりやすくCSSファイルを切り替えることで各機器に合わせた見た目に設定する事ができる。HTMLファイルに外部ファイルとして読み込む以外に、HTML上に直接記述してスタイルを適用することも可能。
CSSでスタイルを設定するにはセレクタと呼ばれるものを使用する。p,div,aなど要素に対して設定する要素属性、.abcのようにドットが付く任意の名前を付けたものはclass属性、#xyzのようにシャープが付く任意の名前を付けたものはid属性と呼ばれる。主な設定はこの3つの方法だが、before、after、nth-childなどの疑似属性要素もある。