「ライブ(生)配信」と「eコマース(電子商取引)」を組み合わせた用語。インターネット上でリアルタイムに配信される動画で商品やサービスを紹介し購買に繋げる手法のこと。リアルタイムでのやり取りにより詳細な情報を得ることができる。
インフルエンサーや企業の公式アカウント等が専用のプラットフォーム、自社サイト、SNSアカウントなどを利用して動画配信しながら商品購入を促す仕組み。画像のみに比べて得られる情報は多く、またリアルタイムでの質問も可能であり購買喚起にはつながる確率は高い。
中国はライブコマースの先進国であり一般に浸透している。2020年のライブコマース市場は1兆500億元(16兆8,000億円)で今後ますます増加していくことが予想される。
日本のライブコマース市場は2017年頃から徐々に広まり始めたが、まだまだ一般的に認知されているとは言い難い。しかし新型コロナウイルス問題などを受け、今後は非接触でありながら情報量の多い特性を活かし広がっていくものと思われる。
ライブコマースに特に適している商材というのは無いが、現時点で多いのはアパレル・服飾関連である。中には食品を扱うものもあり、今後はより幅広く扱われるであろう。
動画を配信する媒体としては以下のようなものが挙げられる。
・YouTube
・Instagram
・Facebook
・BASEライブ
・LINE LIVE
・メルカリチャンネル